CNSの UNIX 環境のコンピュータでは,文書作成の支援や文書整形を行うアプリケーションとして``LaTeX''を利用できます.LaTeXは数ページの短い文書から,SFC CNSガイドのような数百ページにわたる書籍に至るまで,さまざまな文書の整形を行う機能を持ちます.この章ではLaTeXを使用する際に必要な基礎知識について説明します.
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LaTeXには文書を構成したり,学術論文や書籍を執筆するための支援機能として,章立てを行ったり,参考文献や図表などを参照する機能があります.またソースファイルから必要な章節だけを取り出し,出力されるページ数を含んだ形で目次を作成できます.これらの機能はLaTeXがいくつかのファイルを用いてデータを相互に参照して実現されます.この章ではこのようなLaTeXの文書処理システムとしての機能について説明します.
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LaTeXの文書整形の応用を説明します.LaTeXはもともと論文作成を目的として作られているため,目次や参考文献の一覧などを自動的に生成する機能などの論文を書く上で必要な機能を多く備えています.この章ではそれらの機能を利用するためのコマンドについての説明をします.
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数式にはさまざまな記号が利用され,その大きさも大小さまざまですが,LaTeXは数字や記号の大きさを制御しながら美しく数式を出力できます.これらは数式モードというモードで処理され,整形されます.ここではその数式の記述方法を説明します.
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dviファイルとは,TeX によって作成される特定の機器に依存しない(DeVice Independent)ファイルであり,その中にディスプレイやプリンタへの出力が書き込まれています.この章では,dviファイルの操作方法について説明します.
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