ディスプレイ数式モードは,数式をセンタリングして出力する際に利用するモー ドです.ディスプレイ数式モードを使うには,数式の部分を次のいずれかの 記号あるいはコマンドのペアで囲みます.
| $$ | と | $$ | ||
| \[ | と | \] | ||
| \begin{displaymath} | と | \end{displaymath} |
インライン数式モードと同様に,これらのコマンドは必ずペアで利用します. 次にディスプレイ数式モードの記述例と表示例を示します.
`$'や`$$'を利用すると,どの`$'や`$$'が数式
モードの開始あるいは終了を表しているかがわかりにくい場合があります.
間違いを防ぐためにはmath環境やdisplaymath環境
を利用してください.