LaTeXでは,文書のタイトルのように文字列を中央に寄せたり, 文字列を右に寄せるなど行揃えを制御できます. ここでは行揃えに関する環境を説明します.
文字列を中央にそろえます. 各行は必ず改行コマンド`\\'あるいは空行を入れる必要があります. ただし最終行には必要ありません.
文字列を右寄せにします. center環境同様, 各行は行末に改行コマンド`\\'があるか, もしくは空行で区切られている必要があります.
横書きの文書は一般に左寄せされていますが, 単語間空白を微調整したり,単語をハイフンを使って区切るなどして, 行の右側も揃うように自動調整されます. これを``行揃え''といいます. flushleft環境はこの行揃えを行いません. 次に各環境の実行例を示します.