LaTeXではEPS形式の画像ファイルを文書中に貼り込めます. MacintoshやWindows,UNIXで加工した画像や 写真なども,EPS形式に変換することで文書中に貼り込めます. EPSファイルの貼り込みには プリアンブル()で epsfパッケージ() を読み込む必要があります. 次に書式を示します.
任意の場所に\epsfileコマンドを記述することで, 実際にEPSファイルを貼り込めます.なお,EPS形式およびEPS形式のファイルについてはを参照してください.
貼り込むEPSファイルの名前を`file='に続けて指定します. ファイル名は 相対パス()でも, 絶対パス()でも指定できます. 相対パスの場合はLaTeX処理をするディレクトリが基準となります.
画像の幅,高さについてそれぞれ大きさを指定できます. それぞれ`height='と`width='に続けて 大きさを指定します. 使用できる単位についてはを参照してください.
全体,高さ,幅の3つについて縮尺比率を指定できます. それぞれ`scale=',`vscale=', `hscale='に続けて比率を指定します.
次に\epsfileコマンドの例を示します.
\epsfile{file=graph.eps,width=80pt,vscale=0.5}