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2.4 ニュース記事の投稿

   
2.4.1 新たな記事の投稿 -- (a)

カテゴリ選択モードもしくはサブジェクト選択モードで aを押すと新たに記事を投稿できる. ここでは,実際にsfc.community.testに投稿する例を示す.

aを押すと投稿するニュースグループを指定するモードになるので,ニュー スグループ名,題名(subject),配布範囲(distribution)をそれぞれ入力する. また,あるニュースグループのサブジェクト選択モードでaを押すと, そのニュースグループが選択される.

例えば,sfc.community.testというニュースグループのサブジェクト選 択モードでaを押すと,次のように表示される.

ニュースグループを入力して下さい: sfc.community.test<RET>
題名(subject)を入力して下さい: posting-test<RET>
配布範囲(distribution)を入力して下さい: sfc<RET>
ニュース記事を投稿する際には配布範囲(distribution)の指定に注意し なければならない.配布範囲はSFCキャンパス内(sfc),慶應義塾内 (keio),日本国内(fj),全世界(world)と多岐にわたるた め,投稿する記事の内容に合致した適当な配布範囲を選ぶ.

日本のニュースグループに記事を投稿する場合は日本語が使えるが,海外のニュー スグループに日本語で書いた記事を投稿してはならない.
ニュースグループ,配布範囲(distribution),題名(subject)の入力が終わる とMuleが起動し,ニュース記事を編集する画面に切り替わる.次に投稿するま での手順を示す.


  
図: mnewsで投稿記事を書く


 
1.
-text follows this line-よりも下の行に本文を書く. (図)
2.
C-x C-sを押し.messageというファイルに記事の内容を保存して からC-x C-cを押してMuleを終了する.
3.
署名(signature,)を本文に追加するかど うか確認を求められるので,追加するにはyを,必要なければnを 押す.  
4.
自分が投稿する記事が表示されるので,<SPACE>を押して記事全体 を確認する.記事を最後まで確認すると,``記事を投稿してよろしい ですか? [Y/N/E(dit)/M(ime)]:''と尋ねられるので,投稿する にはy,投稿をキャンセルするにはnを,投稿記事を再編 集するにはemを押す.

yを押すと,``投稿中です''というメッセージが表示され,実際に 投稿される(投稿が完了するまではしばらく時間がかかる).

mnewsでニュース記事やメールを編集する場合,その原稿はホームディレクト リの下の.messageというファイルに書き込まれる.しかし,Mewでメールを書 く場合と異なり原稿を編集する度に.messageが更新,上書きされてしまうので 原稿を保存しておきたい場合などは別名で保存するとよい.

フォローアップ記事の投稿 -- (f,F)

ある記事に対してフォローアップするには,サブジェクト選択モードでフォロー アップしたい記事にカーソルを移動し,そこでfFを 押す.fを押した場合は,フォローするもとの記事の引用はされず,Fを押すともとの記事を引用してフォローできる(図). 記事の題名(サブジェクト)には,もとの記事へのフォローを意味するRe:が 自動的につくので,サブジェクト選択モードでも,参照もとの記事へのフォローアッ プの記事だとわかる.

fFを押すとMuleが起動し,編集する画面に切り替わる. その後は新たなニュース記事を編集,投稿するときと同様なので を参照すること.また,フォローするもとの記事の 引用は必要な部分だけにすること.ニュースグループによっては引用の量を制 限しているところもある.特にキャンパス外のグループに投稿する場合は注意 すること.


  
図: mnewsで投稿のフォローをする


投稿した記事の取り消し -- (C)

何らかの手違いで誤って投稿してしまったり,投稿した後で内容の誤りに気づ いた場合などは,投稿した記事を取り消す(キャンセルする)ことができる. 記事をキャンセルするには,キャンセルする記事を読んでいる状態でCを押す.すると,本当にキャンセルするか確認される.

記事をキャンセルしてよろしいですか [Y/N]: _
yを押すとその記事はキャンセルされる.

記事をキャンセルすることによって投稿されている他の記事との間で内容のつ ながりが失われる事もある.投稿する前に内容をきちんと確認し,キャンセル するような記事を投稿しないように注意すること.
サブジェクト選択モードで使用する主なキー操作を表 に示す.詳しいキー操作については,mnewsのヘル プ画面を参照すること.



 
表: サブジェクト選択モードで使用するキー操作
 

キーバインド 動作内容 キーバインド 動作内容

k C-p

前の記事に移動する L l 既読/キャンセルされた記事の

j C-n

次の記事に移動する   表示モードを切り替える()

i<SPACE>

記事を参照する m 新たにメールを出す

p

前の未読記事を参照する a 新たに記事をポストする

n

次の未読記事を参照する f 記事にフォローする

C-u C-b

前画面の記事に移動する F 記事を引用してフォローする

C-d C-f C-f

次画面の記事に移動する r 記事に返信する

<

先頭の記事に移動する R 記事を引用して返信する

>

最後の記事に移動する / サブジェクトを前方検索する

s

記事をセーブする \ サブジェクトを後方検索する

C

記事をキャンセルする Q システムを終了する