next up previous contents index
Next: 2.6 mnewsの便利な使い方 Up: 2. 電子ニュース Previous: 2.4 ニュース記事の投稿


     
2.5 mnewsでメールを扱う

mnewsではニュース記事の読み書きだけでなく,メールの読み書きも行える. ニュース記事に対してニュースで応じるのではなく,記事の投稿者に個別にメー ルで返答するときなどはこの機能を利用するとよい.

2.5.1 メールを読む

最も上の階層の,カテゴリ選択モードで他のニュースグループと並んで表示さ れている[+]MH(メールフォルダ)を選択するとメールを扱うことができ る.またmnewsは,-mオプションをつけるとメール参照モードで起動す る.メールを扱うときのカーソルの移動やメールの送信の方法はニュースの操 作と同様である.

2.5.2 メールを送る

mnewsから新たにメールを送るには,カテゴリ選択モードあるいはサブジェク ト選択モードでmを押す. その後,主宛先(to),コピー宛先(cc),題名 (subject)を入力する.ここで主宛先は必ず指定しなければならないが,それ 以外の項目は指定しなくてもよい.

主宛先(to)を入力して下さい: s98000hf<RET>
コピー宛先(cc)を入力して下さい: <RET>
題名(subject)を入力して下さい: mail-test<RET>
宛先などの項目を入力するとMuleが起動し,メールを編集する画面に 切り替わる(図).その後のメールを編集,送信する手順は ニュース記事を編集,投稿するときと同様なので を参照すること.


  
図: mnewsでのメール送信

.messageファイルはニュース記事の投稿,メールの送信が完了した後も, 次に記事を投稿したり,メールを送信するまでそのまま保存される.そのため, 他人から.messageファイルの内容を読まれたくない場合は,chmodコマ ンド()を使って保護モードを変更すること.

   
2.5.3 メールでの返信

ニュース記事に対してニュースでフォローするのではなく,ニュースの投稿者 に対して個別にメールで応答することもできる.これは投稿者の質問などに対 し,同じ答えが何度も投稿されるのを避ける意味がある.また,はじめにニュー ス記事で質問をしたユーザが個別に送られてきた答えのメールを整理し,新た に記事を投稿するという慣習にも対応している.また,``メールにて連絡下さ い''といった内容のニュース記事の場合,新たにMewを起動してメールを書かな くても,mnewsでそのまま編集,送信でき便利である.

mnewsでメールの返信をするには,サブジェクトモードでメールで返信したい ニュース記事にカーソルを合わせrRを押す.すると Muleが起動し,メールを編集する画面に切り替わる.またあらかじめTo:フィールドにはニュースの投稿者のメールアドレス,Cc:フィール ドには自分のメールアドレス,Subject:フィールドにはもとの記事の SubjectにRe:がついて指定されている.その後のメールを編集,送信す る手順はニュース記事を編集,投稿するときと同様なので を参照すること.