UNIXの操作/UNIXへの招待/UNIXのアプリケーション

ここでは,CNS のUNIX環境で利用できるアプリケーションを紹介します.目的,用途に応じてこれらのアプリケーションを使い分けてください.また、コンピュータによっては利用できないアプリケーションもあるので,利用の際に確認してください.

1.4.1 文書入力,文書整形


Emacs (第VII部)

レポートやプログラムのソースコードなどを編集するためのテキストエディタです.<CTRL><META>と他のキーとの組み合わせで,カーソル移動や文字列のコピー・アンド・ペーストが行えます.操作方法は第VII部 1を参照してください.


LaTeX(第XI部)

レポートなどの文書作成の支援や文書整形を行うためのアプリケーションです.目次や索引の自動作成機能があり,論文などの作成に適しています.ソースファイルはEmacsを用いて作成します.

操作方法は第XI部 1を参照してください.

1.4.2 コミュニケーションツール


Mew (第VIII部)

電子メールを読み書きするためのメールクライアントです.CNS の標準メールクライアントで,MIMEメッセージなども扱えます.操作方法は第VIII部 2.2を参照してください.


Mnews (第VIII部)

電子ニュースを読み書きするためのニュースリーダです.操作方法は第VIII部 3.3.1を参照してください.

1.4.3 プログラミング


Java言語

Java言語でアプリケーションを作成するには,javacコマンドを利用します.Java言語環境はCNS のほぼすべてのホストで利用できます.


C言語

C言語でアプリケーションを作成するには,gccコマンドを利用しま す.C言語環境はCNS のすべてのホストで利用できます.

1.4.4 画像処理


GIMP

画像処理,画像変換を行うためのペイント系グラフィックスアプリケーションです.操作方法は第X部 2.8を参照してください.


Tgif

文字や図形などの描画に適した,ドロー系グラフィックスアプリケーションです.操作方法は第X部 3.1を参照してください.


DESIGNBASE

3次元画像を作成するためのアプリケーションです.操作方法は第X部 4.3を参照してください.


SOFTIMAGE 3D

3次元画像を作成するためのアプリケーションです.操作方法は第X部 4.2を参照してください.

1.4.5 統計処理


SAS

基本的な集計,表やグラフの作成,多変量解析などの統計計算を行うためのアプリケーションです.操作方法はSFC データベースガイド(`http://www.sfc.keio.ac.jp/mchtml/db-guide/2001/')を参照してください.


S-Plus

データ解析用の言語であり,行列で計算を行うのに適しています.また,多変数 の関連性を処理,分析する多変量解析も行えます. 操作方法はSFC データベースガイド(`http://www.sfc.keio.ac.jp/mchtml/db-guide/2001/')を参照してください.