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2.2 体育予約システム
この節では体育予約システムの使用方法について説明する.このシステムは体育IIおよびIIIの授業の予約をMuleを利用して行うものである.
学生はこのシステムを利用して体育の授業を予約してから授業に出席する.体育教員は授業終了後,学生の出欠記録をシステムに登録する.もし,予約した授業の取消を行わずに欠席した場合は,無断欠席として登録されるので注意すること.学生はこのシステムを使って,次の操作を行える.
- 授業の予約状況の確認
- 授業の予約
- 授業の予約取消
- 過去の出欠記録の確認
体育予約システムについての質問は,taiiku-system@sfc.keio.ac.jp宛の電子メールで受けつけている.また,より詳しいマニュアルが/pub/sfc/wellness/にあるので参照すること.
2.2.1 注意点
予約当日から2週間先まで予約できる.ただし月曜から土曜までの1週間以内に補講を含めて2コマまでしか予約できない.予約取消についても同様に2週間先まで行える.予約取消を行うと,取り消した分だけ同じ週に新たに予約できる.予約および予約取消は,授業当日の午前9:30に締め切られる.ただし原則として、午前7:30〜午前8:00の間はシステムを使用できないので注意する.
無断欠席は担当教員や予約できなかった他の学生に迷惑をかけるので,避けること.またその記録はシステムに登録され,体育教員はそれをもとに作られたリストを出力できる.出席できない場合には予約を取り消し,無断欠席をしてはならない.
休講の場合,電子ニュース(sfc.official.wellness)を通じて告知が行われる.同時に,その授業の予約者全員に電子メールによってその旨が通達される.補講の告知は電子ニュースおよび体育館の掲示版で行う.補講の予約も通常の授業と同様にこのシステムで行える.
このシステムが利用できるのは,体育Iが履修済みで,体育IIまたは体育IIIが未履修のSFC学部生である.しかし,体育II,IIIの単位をすでに取得した学生でも,体育の授業に参加できる.詳しくは体育担当まで連絡すること.
体育Iが履修済みのSFC学部生で,体育II,体育IIIの単位をまだ取得していないのにこのシステムを使用できない場合には体育担当に連絡すること.
出席回数が30回になると予約できなくなる.これは,出席回数の面では体育II,IIIの単位を取得する条件を満たしたことを意味する.さらに予約をしようとすると,`既に30回以上出席しています'というメッセージが表示される.
体育予約システムを起動するにはMuleでM-x wellnessと入力する(図2.3).
図 2.3:起動画面
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M-x wellnessと入力しても`No match.'と表示されて起動できない場合,.emacsにエラーがある可能性が高い.このような場合は,Muleを起動したときに`Error in init file' というメッセージが出るはずである..emacsのエラーを直してから実行すること.
メニューから`終了'を選択するか,xを押すと終了できる.
xを押すと,どのような状況のときでも体育予約システムを終了してしまうので注意すること.
2.2.4 カーソルの移動と確定
図2.4のようなキー操作を行って,カーソルの移動を行う.
<SPACE>でカーソルの前,順方向への移動を行い,<RET>で確定する.qを押すと,前の画面へ戻れる.
体育予約システムでは,マウスでカーソルを移動できない.ディスプレイ上で移動しても,システム側はカーソルの移動を認識していない.誤ってマウスで移動した場合でも,キーを使ってカーソルを移動し直せば,正しい位置にカーソルは戻る.
2.2.5 操作
- 1.
- 起動画面で`予約状況'を選択すると,時間割画面(図2.5)が表示される.
- 2.
- カーソルを移動すると,そのコマの予約状況が表示される.予約する授業が何曜日の何限か決まっている場合や,モデムからログインして利用する場合など,時間割画面でカーソルが動くたびに空き情報を表示させないときはF,B,P,Nでカーソルを移動する.
図 2.5:時間割画面
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授業の予約は次のように行う.
- 1.
- 予約するコマを<RET>によって確定すると,予約画面(図2.6)に移る.
- 2.
- 予約する授業を選択し,<RET>で`予約'を選択する.
- 3.
- メニューの`出欠画面'を選択するかQを入力し,予約されていることを確認する.
図 2.6:予約画面
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予約しても,そのままでは予約画面の空き人数は変わらない.起動画面に戻り,再度時間割画面に移動すれば,新たに現在の予約状況をサーバに問い合わせるので,その時点で空き人数の情報が変わる.
予約し終わったら必ずQを押し,出欠記録画面で予約確認を行うこと.
- 1.
- 起動画面で`出欠記録'を選択すると,画面が3つのウィンドウに分割された出欠記録画面(図2.7)が表示される.
図 2.7:出欠記録画面
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- 2.
- メニューの`予約取消'を選択し,予約取消を行う授業を
<RET>で選択する.
- 3.
- 起動画面に戻るならqを,終了するならxを押す.
- 1.
- 起動画面で`出欠記録'を選択し,出欠記録画面に移る.
- 2.
- メニューの`上を見る'を選択するとスクロールアップし,`下を見る'を選択するとスクロールダウンする.C-nやC-pでも同様の動作をする.
- 3.
- 起動画面に戻るならqを,終了するならxを入力する.
出欠記録画面で,右上に出る数字と実際の表の数が違う場合があるが,右上の数字が正しい出席回数である.これが15回や30回に足りていれば,単位取得に問題はない.
- ユーザの認証
出欠記録や予約および予約取消など個人情報を取得する場合,パスワードによってユーザの認証を行う.このパスワ−ドはCNSでログインする際のパスワ−ドと同じである.
- その他
- 1度に2つの体育予約システムを起動することはできない.
- 何らかのエラーメッセージを出力して強制終了した場合は,エラーメッセージを確認した上で,体育担当に連絡すること.
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