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2.3 自然言語自動学習システム

CNSで稼働するマルチメディアやマルチリンガルの機能を持った自然言語自動学習システムがMALL (Multimedia Assisted Language Learning system)である.MALL上の自習用教材は各語種の教員,TAによって開発されている.

2.3.1 起動方法

MALLを起動するには,次のコマンドを入力する.入力後,図2.8のようなウィンドウが表示される.

% mall2<RET>
MALL2.01 by Mall Project
System is comming up....please wait for few seconds.

図 2.8:MALL2の起動画面
図 2.8:MALL2の起動画面

なお,MALLを起動する際にはメディアセンターの語学教育用セクションにあるSony NEWS (m??)のワークステーションを利用する.その他のコンピュータでもMALLの利用は可能だが,LL機器が付属していないために若干の制限がともなう.


2.3.2 LL機器の設定

MALL上の音声を利用した教材やビデオを利用した教材を学習するためには,LL機器の設定を行う必要がある.まず,モニタの下に設置されているセレクタ(図2.9)の電源を入れ, ボタンを押す.次に右側のLL機材が格納されている箱を引き出し, ボタンを押す(図2.10).最後に ボタンを押し,ボタンのインジケータが赤く点灯していることを確認する(図2.11).これで,一通りの設定が完了する.



図 2.9: セレクタ






図 2.10: パネル操作(1)






図 2.11: パネル操作(2)





もし音声が聴こえない場合には,そのホスト名と症状をメディアセンター(内線 2512)もしくはAVコンサルタント(内線2545)まで連絡すること.


2.3.3 操作方法

基本的な操作にはマウスを使う.起動画面(図2.8)から,学習する言語に該当する国旗をクリックすると学習を進められる.終了する場合は,画面右下にある をクリックする.国旗をクリックすると語種ごとのサブメニューが表示される.図2.12は,中国の国旗をクリックしたときのサブメニューである.

各語種のコースウェアを始めるには,青字で表示されている文字などをクリックして,さらに下のサブメニューを表示させる.1つ上のメニューに戻るためには, をクリックすればよい.




図 2.12:中国語コースウェアのメニュー画面
図 2.12:中国語コースウェアのメニュー画面







図 2.13:入力形式の問題例
図 2.13:入力形式の問題例




2.13のような文法演習などのドリル教材では,キーボードから入力する.この形式の教材の場合には,入力欄にマウスカーソルを移動すると,キーボードから文字を入力できる.入力が終了したらマウスで入力欄をクリックする.

フランス語やドイツ語などでは 20#20 のような特殊文字を入力する必要がある.この特殊文字の入力方法はMuleと同じ入力メソッドを採用している.表2.1にその対応を示す.各文字の後ろにpostfixの記号を入力して,それぞれの特殊文字を表現できる.


表 2.1: MALL2での特殊文字の入力方法
MALL2での特殊文字の入力方法

MALLシステムに関するトラブルや質問などはmallest@sfc.keio.ac.jpというメールアドレスにて受けつけている.教材に関する問い合わせについては,当該語種の担当者に問い合わせること.


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