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シェルの機能
ユーザはコマンドを入力することでコンピュータに命令を与えることができる. シェルはコマンドラインを解釈してコマンドを実行し,実行結果を表示する. シェルはプロンプト(
%
)を表示してユーザのコマンド入力を待ち,入力 されたコマンドを実行し終えると再びプロンプトを表示する.ユーザがプロン プトに対して入力するコマンド,オプション,引数をまとめて``コマンドライ ン''という.シェルは,コマンドラインを受けつけてコマンドを実行する.図
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にコマンド処理の流れを示す.
図:
コマンド処理の流れ
シェルはユーザがコマンドラインを効率的に入力するためのユーザインタフェ イスの役割を果たしている.シェルのユーザインタフェイス機能を表
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に示す.
表:
シェルの機能
章
機能
ページ
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章
ファイル名を効率的に入力できるようにする(置換機能)
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章
コマンド,ファイル名を補完する(補完機能)
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章
コマンドを登録する(エイリアス機能)
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章
複数のコマンドを結合して実行する(リダイレクション,パイプ)
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章
既に使ったコマンドラインを何度も利用できるようにする(ヒストリ機能)
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章
コマンドラインの編集機能
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→
章
ジョブ管理
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