LATEXでは,文書のタイトルのように文字列を中央に寄せたり,文字列を右に寄せるなど行揃えを制御できる.ここでは行揃えに関する環境を説明する.次に書式を示す.
文字列を中央に揃える.各行は必ず改行コマンド`\\
'あるいは空行を入れる必要がある.ただし最終行には必要ない.
文字列を右寄せにする.
center環境同様,各行は行末に改行コマンド`\\
'があるか,もしくは空行で区切られている必要がある.
横書きの文章は一般に左寄せされているが,単語間空白を微調整したり,単語をハイフンを使って区切るなどして,行の右側も揃うように自動調整されている.これを``行揃え''と呼ぶ. flushleft環境はこの行揃えを行わないようにする.次に各環境の実行例を示す.
\begin{flushleft} 情報処理レポート\\ No.03 \end{flushleft} \begin{center} \LaTeX なレポートはどうですか \end{center} \begin{flushright} 環境情報学部1年 藤沢太郎\\ 2000年5月10日 \end{flushright} Word全盛の世の中ですが, たまには\LaTeX でレポートを書いてみるのも楽しいですね.
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