LATEXのソースファイルは,ファイル名に`.tex'という拡張子をつける必要がある.ソースファイルは,文章全体の体裁を指定するためのプリアンブルと,本文を記述するための本文領域から構成されている.LATEXのソースファイルの基本的な形を図1.3に示す.
文書クラスとは文書の分類を表すもので,文書全体の体裁やコマンド(第1部 1.5.3),環境(第1部 1.5.3)を定義する.文書クラスは必ずソースファイルの先頭で指定する必要がある.文書クラスの指定には\documentclassコマンドを利用する.
\documentclass文書クラス名}
表1.2にCNSで利用できる主な文書クラスを示す.
クラスオプションは文書クラスでは定義できない細かな設定を行う.クラスオプションは必要に応じて次のように\documentclassコマンドのオプション引数として指定する.表1.3に主なクラスオプションを示す.
\documentclass[クラスオプション名]文書クラス名}
パッケージファイルを読み込むことで,文書にeps画像を貼り込む場合などの機能を追加できる.パッケージファイルは次のように\usepackageコマンドの引数に指定することで読み込むことができる.表1.4 にCNSで利用できる主なパッケージ名を示す.
\usepackageパッケージファイル名}
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