Windows からSSHでリモートログインを行うソフトウェアは, おもに`PuTTY'と`Tera Term Pro'があります. 次に,それぞれのインストール方法と利用方法について説明します.
あらかじめインストールしてある PuTTYのアイコンをダブルクリックして起動します.
`ホスト名 (またはIPアドレス)(N)'に接続先のホスト名を入力し, `プロトコル'はSSHを選択します(図3.1). `ポート(P)'が22になっていることを確認したら, [開く(O)]ボタンをクリックして接続します.
はじめて接続するリモートホストの場合は, 図3.2のように, 接続先のホストを信頼するか問うダイアログウィンドウが表示されるので, [はい(Y)]を選択します.
logoutコマンドを実行するとリモートホストからログアウトして, PuTTYのウィンドウが自動的に閉じます. ウィンドウが自動的に閉じない場合は,PuTTYのウィンドウの左上にあるアイコ ンをクリックし,[閉じる]を選択します.
寺西 高 (`http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/') 氏が作成した `TELNET'というプロトコルを利用できるフリーウェアです. また, Robert O'Callahan (`http://www.ocallahan.org/') 氏が作成した フリーウェアである`TTSSH'と合わせて利用することで, SSHを用いて接続できるようになります.
`ttermpro23.zip'をLhaplus ()などを用いて展開し, `setup.exe'というファイルをダブルクリックします. 次に,インストーラが立ち上がるのでインストーラの指示にしたがってインストールを完了します.
TTSSHの作者のWebページ(`http://www.zip.com.au/roca/download.html')を
Webブラウザで開き, `Download this package from the following location'という
タイトルにある`ttssh154.zip'というファイルをダウンロードします. `ttssh154.zip'をLhaplusなどを用いて
展開します. 展開して作成されたフォルダ内にある`libeay32.dll',
`ttssh.exe',`ttxssh.dll'を Tera Term Proをインストールしたフォルダにコピー
します.Tera Term Proをインストールしたディレクトリは,インストールの際に設定を 変更していなければ `C:
Program Files
TTERMPRO'になります.
TTSSHを日本語化する場合は, 安藤 弦彦 (`http://www.sakurachan.org/') 氏が作成したプログラムを使用します.
作者のWebページ(`http://www.sakurachan.org/soft/teraterm-j/ttssh/') をWebブラウザで開き,`TTSSH 1.5.4. 日本語版1.4'をダウンロードします.
ダウンロードしたファイルを展開し,すべてのファイルをTera Term Proをイン ストールしたフォルダへコピーします.
Tera Term Proをインストールしたフォルダにコピーした `ttssh.exe'をダブルクリックします.
起動後,リモートホスト名()を指定してログインします(図3.3).
logoutコマンドを実行するとリモートホストからログアウトして, Tera Term Proのウィンドウが自動的に閉じます. ウィンドウが自動的に閉じない場合は,メニューバーの [ファイル(F)]から[終了(Alt+Q)]を選択します.強制的に 切断するかどうか聞かれるので,[OK]を選択して終了します.