Windows でのソフトウェアのインストール方法には 大きく分けて2種類あります. 1つ目は``インストーラ''を用いて対話形式で ファイルの展開やコピーを行なう方法,2つ目は用意したソフトウェアのファイルを ユーザ自身が展開してファイルやディレクトリのコピーを行う方法です. 次に,それぞれの場合の操作方法を示します.
インストーラを用いてインストールするソフトウェアは Microsoft OfficeやBecky! Internet Mail などがあります.おもに商用ソフトウェアや高機能なソフトウェア は,インストーラを用いてインストールします. 次に,例としてMicrosoft Office XPをインストールする手順を説明します.
Microsoft Office XPのCD-ROMをCD-ROMドライブに挿入する. しばらくすると`Microsoft Office XP セットアップ'というウィンドウが 表示される.
表示されたウィンドウ内に書いてある指示にしたがい,インストールに 必要な設定を行う(図1.1).
最後に,[完了]ボタンを押すとファイルやフォルダのコピーがおこなわれ, インストールが完了する. インストーラを用いると,スタートメニューやデスクトップに アプリケーションのショートカットが自動的に作成される場合がある.
ファイルを展開するだけで利用できる ソフトウェアは `PuTTY' () などがあります. おもに,Webから入手できるソフトウェア をインストールする際にはこの方法を用います.
また,ファイルを展開するためのソフトウェアを あらかじめインストールしておきます. ファイルを展開するための代表的なソフトウェアとして `Lhaplus' (`http://park14.wakwak.com/schezo/')があります. ファイルを展開するソフトウェアをインストールしていない場合は,を参照してあらかじめインストールしておきます. 次に,PuTTYをインストールする手順を説明します.
PuTTYを日本語化した作者のWebページ (`http://hp.vector.co.jp/authors/VA024651/download.html') をWebブラウザで開き,`PuTTYでISO2022による日本語入力・表示を可能にす るパッチ'の`executable files'にある`puttykjbin.zip'をデスクトップへダウンロードする(図1.2).
ファイルを展開するソフトウェアである`Lhaplus'などを用いてファイルを展開 する. ここでは,デスクトップに展開したとします.
展開してできたフォルダを `C:
Program Files'の中へ移動する(図1.3).
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デスクトップなどの使いやすい場所へ, ショートカット()を作成する (図1.4).
作成したショートカットをダブルクリックして, アプリケーションが起動すればインストールが完了する.