2003 CNS GUIDE
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1.1 Webの公開

CNS では各ユーザがWebページを公開できます. SFCの公式Webサーバはwww.sfc.keio.ac.jpですが,CNS ユーザ用のWebサーバはweb.sfc.keio.ac.jpです. web.sfc.keio.ac.jpは複数のWebサーバから 構成されていて,負荷分散をおこなっています. 詳しくはITCのWebページ `http://itc.sfc.keio.ac.jp/cns/web-cluster.html' を参照してください.

Webページを作るためにはホームディレクトリに `public_html' というディレクトリを作成します. その中に`index.html' などのHTMLファイルを作成します.

作成したWebページはWebブラウザから閲覧できます. 例えばログイン名が `t03000tf'の場合,
`index.html'の URLは http://web.sfc.keio.ac.jp/t03000tf/index.html となります.

また,CNS のWebサーバの場合,http://web.sfc.keio.ac.jp/t03000tf/ のように ディレクトリだけが指定されると,`index.html', `index.shtml', `index.cgi', `index.htm', `INDEX.HTM', `index.php3', `index.php', `index.jsp', `index.phtml' の順番で指定されたディレクトリにあるファイルを探して,最初にみつかったファイルを表示します.

HTMLの作成についての詳細は[*]を参照してください.

1.1.1 Webページ公開の準備

CNS のユーザは,ホームディレクトリの下に`public_html'という情報公開用のディレクトリを作成することで,Webサーバで情報を公開できます(図1.1).

% mkdir  ~/public_html <ENTER>

公開するWebページや画像などの情報は,この`public_html'以下のディレクトリに作成します.

情報公開用ディレクトリ
図1.1 情報公開用ディレクトリ `public_html'

1.1.2 個人のホームページ一覧

CNS には``個人のホームページ一覧''とい うページ (`http://www.sfc.keio.ac.jp/PersonalHomePageList/')があります. ホームディレクトリに`public_html'ディレクトリを作成し,`public_html'内に`.linkme'ファイル作成すること によって,個人のホームページ一覧に自分のWebページを掲載することができま す. 個人のホームページ一覧は1日に数回更新されるのでしばらく経ってから確認するようにしてください.

`public_html'ディレクトリの保護モードはothersに対して 読み出しと実行を許可する設定に,`public_html'内の`.linkme'ファイルの保護モードはothersに対して読み出しを許可する 設定になっている必要があります. 保護モードについての詳細は[*]を 参照してください.

次に`public_html'の保護モードを設定する例を示します.

% chmod  755  ~/public_html <ENTER>
% _

個人のホームページ一覧に自分の名前を掲載するために 次のように`.linkme' ファイルを`public_html'ディレクトリの下に作成します.

% cd ~/public_html <ENTER>
% touch .linkme <ENTER>
% _

自分の名前を一覧から削除するには,次のように`.linkme'ファイルを消去します.

% cd ~/public_html <ENTER>
% rm .linkme <ENTER>
% _

`public_html'ディレクトリ以下に作成したページや画像などの ファイルは世界中のユーザに公開されますが,特定のユーザやドメイン(CNS な ど)からしかアクセスできないようにも設定できます.このような情報 へのアクセス制限の方法については[*]を参照してください.