HTMLは`<' (小なり記号)と `>' (大なり記号)に囲まれ``タグ"で記述します. タグの中の文字はWebブラウザでは表示されません. Webページを作成するには,本文を書く前にWebページ全体の必要最低限の設定を行うために `<html>',`<head>',`<title>',`<body>' などのタグを記述します. これらのタグは,Webページのタイトルを設定したり,Webページの本文とそれ以外の部分(ヘッダ)を区別する役割があります.
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"> <html> <head> ヘッダ部分 </head> <body> 本文部分 </body> </html>
HTMLファイルを作る場合には,どのバージョンのHTMLに準拠する文書なのかを明記します. ここでは,`<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">' として,この文書がHTML4.01の `DTD' () にしたがって記述されていることを宣言しています.
HTML形式のファイルであることを明示するために,ファイルの最初と最後を <html>タグと</html>タグで囲みます.
<head>タグと </head>タグ で囲まれた部分をヘッダといい,WebページのタイトルやそのWebページの構成情報,属性などを記述します. ヘッダに記述した内容はWebブラウザでは表示されません.
<body>タグと </body>タグ で囲まれた部分にはWebページの本文を記述します.この 部分がWebブラウザに表示されます.