バッファの情報を表示するには,C-x C-bを入力します. ウィンドウが分割され``バッファリスト''が表示できます. 次に例を示します.
MR Buffer Size Mode File -- ------ ---- ---- ---- . report.txt 456 Text /home/t03000tf/report.txt * memo.txt 123 Text /home/t03000tf/memo.txt *scratch* 0 Lisp Interaction * *Messages* 663 Fundamental *ESS* 0 Fundamental *% *Buffer List* 367 Buffer Menu
`*scratch*'と`*Messages*'と `*ESS*'はEmacs起動時に自動的に作成されるバッファであり,`*Buffer List*'はバッファリストを指しています. それぞれのフィールドは次のような意味を示しています.
Modified/Read Onlyの情報を表示しています. `*'はバッファの内容が変更後保存されていないこと,`%'はバッファの内容は変更できないこと,`.'はバッファが現在ウィンドウに表示されていること を示します.
バッファ名を示します.
バッファサイズを示します.単位はByteです.
バッファの編集結果を保存(C-x C-s)するときの保存先のファイル パスを示します. 例では,現在ウィンドウには `report.txt'が表示されていることや,`memo.txt'は編集が行われたが,まだ保存はされていないことがわかります.