Windowsの操作/Windowsへの招待/Windowsのアプリケーション

ここではCNS のWindows環境で利用できるアプリケーションを紹介します.CNS で利用できるアプリケーションは大きく分けて,ワープロソフト,テキストエディタ,表計算・統計,プレゼンテーション,画像処理,動画編集の6種類があります.それぞれの目的,用途に応じてこれらのアプリケーションを使い分けてください.

なお,各アプリケーションごとにアイコンと利用できるコンピュータの場所を示しています.利用できる場所は図1.1のアイコンで表します.



図 1.1:利用できる場所の凡例
図 1.1:利用できる場所の凡例


1.4.1 ワープロソフト

ワープロソフトを利用すると,文章を編集だけでなく全体のレイアウトや,文字の大きさ,色を変えたり,図表を貼り込めます.レポートの作成に利用するとよいでしょう.

Microsoft Word

Microsoft社のワープロソフトでExcelPhotoshopなど他のアプリケーションで作成した図表やグラフなどをレポートの中に取り込めます.

Wordで作成したファイルの拡張子は`.doc'です.

1.4.2 テキストエディタ

テキストエディタは文章の編集に利用します.ワープロソフトと違い,レイアウトや文字の大きさなどを変更する機能はないので,テキストの編集にのみ利用します.テキストエディタで作成したファイルをテキストファイルと呼び,基本的にどのテキストエディタでも開けます.

メモ帳

Windowsに標準で付属しているテキストエディタです.

Meadow

Emacsと同じような機能をもつテキストエディタです.複数のファイルを同時に開けるなど,メモ帳よりも豊富な機能を持っています.操作方法はUNIXのEmacsとほぼ同じです.

1.4.3 表計算,統計解析ソフト

表計算ソフトや統計解析ソフトを利用することで,数値データからグラフを作成したりさまざまな分析を行えます.また,作成したグラフはワープロソフトを用いて,レポートなどの文章中に貼り付けられます.

Microsoft Excel

Microsoft社の表計算ソフトで,グラフの作成や各種統計解析などが行えます.なお,Excelで作成したファイルの拡張子は`.xls'です.

JMP IN

SAS社が開発している統計解析ソフトです.Excelよりも高度な分析機能を持ち,専門的な解析を行えます.なおJMP INで作成したファイルの拡張子は`.jmp'です.

1.4.4 プレゼンテーションソフト

プレゼンテーションソフトを利用することで,プレゼンテーション資料(スライド)の作成や,プロジェクタを利用したスライド形式のプレゼンテーションが行えます.

Microsoft PowerPoint

Microsoft社のプレゼンテーションソフトで,アニメーションや効果音などを使ったプレゼンテーション資料や配布資料を作成できます.なお,PowerPointで作成したファイルの拡張子は`.ppt'です.

1.4.5 画像を扱うアプリケーション

Adobe Photoshop

さまざまな画像処理を行えるペイント型グラフィックスアプリケーションです.特に画像の補正などを得意としています.多くの画像ファイル形式に対応しているので,ファイル形式を変換する場合などにも利用できます.スキャナが設置されているWindowsでは,このアプリケーションを利用して印刷物や写真などを画像ファイルとして取り込めます.なお,Photoshopで作成したファイルの拡張子は`.psd'です.

AdobeIllustrator

文字や図形などの描画に適した,ドロー型グラフィックスアプリケーションです.文字主体のポスターなどの作成を得意とします.作成したファイルはEPS形式で保存できるのでCNS のプリンタから印刷できます.なお,Illustratorで作成したファイルの拡張子は`.ai'です.

1.4.6 動画を扱うアプリケーション

Adobe Premiere

動画のノンリニア編集を行うためのアプリケーションです.多彩なエフェクトを利用して編集を行えます.なお,Premiereで作成したファイルの拡張子は`.ppj'です.

Adobe AfterEffects

デジタル合成,2Dアニメーションの作成などを行うためのアプリケーションです.多彩なエフェクトを利用して,動画,静止画の編集を行えます.なお,AfterEffectsで作成したファイルの拡張子は`.aep'です.