CNSのさまざまな利用/授業に関連したCNSの利用/自然言語学習

1.3.1 自然言語自動学習システム

CNS で稼働するマルチメディアやマルチリンガルの機能を持った自然言語自動学習システムが``MALL'' (Multimedia Assisted Language Learning system)です.MALL上の自習用教材は各語種の教員,TAによって開発されています.

  • 起動・終了方法
    MALLを起動するには,次のコマンドを入力します.入力後,図1.3のようなウィンドウが表示されます.

    終了する場合は,画面右下にある をクリックします.

    % mall<RET>

    図 1.3:MALLの起動画面
    図 1.3:MALLの起動画面

  • 操作方法

    基本的な操作にはマウスを使用する.起動画面(図1.3)から,学習する言語に該当する国旗をクリックすると学習を進められます.国旗をクリックすると語種ごとのサブメニューが表示されます.図1.4は,中国の国旗をクリックしたときのサブメニューです.

    各語種のコースウェアを始めるには,青字で表示されている文字などをクリックして,さらに下のサブメニューを表示させます.1つ上のメニューに戻るためには, をクリックします.



    中国語コースウェアのメニュー画面


    入力形式の問題例


    1.5のような文法演習などのドリル教材では,キーボードから入力します.この形式の教材の場合には,入力欄にマウスカーソルを移動すると,キーボードから文字を入力できます.入力が終了したらマウスで入力欄をクリックします.

    フランス語やドイツ語などでは äのような特殊文字を入力する必要があります.この特殊文字の入力方法はEmacsと同じ入力メソッドを採用しています.表1.1にその対応を示します.各文字の後ろにpostfixの記号を入力して,それぞれの特殊文字を表現できます.


    表 1.1: MALLでの特殊文字の入力方法

    effect postfix example
    acute ' a' -> á
    grave ` a` -> à
    circumflex ^ a^ -> â
    diaeresis " a" -> ä
    tilde ~ a~ -> ã
    cedilla , c, -> ç

    effect postfix example
    nordic / a/ -> å
    / e/ -> æ
    / o/ -> ø
    / O/ -> Ø
    special /<> s/ -> β


    MALLシステムに関するトラブルや質問などはmallest@sfc.keio.ac.jpというメールアドレスにて受けつけています.教材に関する問い合わせについては,当該語種の担当者に問い合わせてください.

1.3.2 Multimedia MultiLingual Space(MMLS)

Multimedia MultiLingual Space(MMLS)は外国語学習のための教室です.(図1.6参照)MMLS教室ではオーディオ・AV機器,コンピュータ(WindowsNT,Macintosh,UNIX)などの機器が利用できます.また,各言語の教科書,新聞,CD,ビデオテープなどの教材も利用できます.詳細についてはMMLSのWWWページ(`http://www.sfc.keio.ac.jp/mmls/')を参照してください.


図 1.6:MMLS教室
図 1.6:MMLS教室