参考文献リストを作成するにはthebibliography環境を用いる.
\begin{thebibliography}{num} \bibitem[ラベル] 参考文献その1 \bibitem[ラベル] 参考文献その2 ... \bibitem[ラベル] 参考文献そのn \end{thebibliography}
\begin{thebibliography}{num}
の2つめの引数である
num
には参考文献番号の桁数分だけ`9'を記述する.つまり1桁であれば`9'と,2桁であれば`99'と記述する必要がある.
thebibliography環境内で参考文献をリストするには,
\bibitem
コマンドを用いる.\bibitem
コマンドの引数にはそれぞれ対応する参照ラベルを記述する.
参考文献リストを作成するには最低2回のLATEX処理が必要である.次に実行例を示す.
\begin{thebibliography}{9}
\bibitem{sfc} SFC: KEIO SFC GUIDE 2000
\bibitem{comp} コンピュータ: 2000 SFC CNS ガイド
\end{thebibliography}
↓
\bibitem
コマンドでリストした参考文献は\cite
コマンドで参照できる.\cite
コマンドの引数は
\bibitem
コマンドで指定した参照ラベルである.
\cite{sfc}
内でもコンピュータ
\cite{comp}
の使い方はさまざまである.↓