ここでは改行,改段落,改ページの方法について説明する.
LATEXでは文書クラスで定義された1行の長さに合わせて自動的に改行が行われる.そのためソースファイル中の改行は半角空白と同様,基本的に意味をなさない.整形後の文書イメージで意図的に改行したい場合には,改行コマンド`\\
'を用いる.
LATEXは,空行あるいは改行2つ分を段落の区切りとみなす.また\par
コマンドを使用しても段落分けができる.この場合はソースファイル上での改行は必要ない.段落が変わると自動的に字下げ(Indentation)が行われる.字下げをしない場合は\noindent
コマンドをその段落の先頭に挿入する.
文書途中で意図的に改ページするコマンドを表2.13に示す.なお,\samepage
コマンドはLATEXによる自動改ページを抑制する,前後のページの体裁が悪くなることがあるので注意すること.
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次に改行,および階段落の例を示す.
改行は普段はあまり意識しなくてもいいのですが, そのときの気分によって, ここ改行したいなぁと思うときもあるでしょう. そんなときは迷わず\verb-\\-コマンドを 使えばいいんです. ここにコマンドを書きます.→\\ ほら改行してるでしょ? 段落の境目は空行や改行2つ分です. 段落の頭はインデントされて表示されます. また,改段落には\par \verb+\par+コマンドも使えます. 普通は改段落すると 自動的にインデントされます.これを避けるためには \verb+\noindent+コマンドを使用します. \noindent そうすると空行があっても インデントは行われません. なお効果があるのはその段落だけです.
↓
\\
コマンドを使えばいいんです.ここにコマンドを書きます.→
段落の境目は空行や改行2つ分です.段落の頭はインデントされて表示されます.
また,改段落には
\par
コマンドも使えます.
普通は改段落すると自動的にインデントされます.これを避けるためには
\noindent
コマンドを使用します.
そうすると空行があってもインデントは行われません.
なお効果があるのはその段落だけです.