通常,ユーザはブラウザを操作してWWWサーバに情報を要求し,WWWサーバは要求された情報をそのままブラウザに向けて送信する.しかし,フォームと呼ばれる書き込み用のフィールドがあるページを利用すると,ユーザはWWWサーバに対して送信要求以外の情報(アンケートの回答など)を送信できる.
また,ブラウザがSSI (Server Side Include)やCGI (Common Gateway Interface)などの機能を利用したページを要求した場合,WWWサーバはその情報をそのまま送信するのではなく,現在時刻をページの一部に書き込んだり,フォーム機能によりユーザから送られてきた情報を別のページに保存するなど,何らかの処理を行った上で送信する.SSI,CGI,フォーム機能の利用に関しては第1部 4.2を参照すること.