WWWサーバで公開されている情報には,必ずURL (Uniform Resource Locator)というWWW上での情報の場所を示す住所のようなものが存在する.ブラウザはこのURLをもとに,該当するWWWサーバに対して情報の送信を要求する.URLは次の3つの部分から構成される.
例えば,ユーザ(t00000tf)がCNSのWWWサーバで公開している情報のトップページのURLは`http://www.sfc.keio.ac.jp/~
t00000tf/index.html'であり,これはHTTPというプロトコルを利用して,`www.sfc.keio.ac.jp'というCNSのWWWサーバで公開している,ユーザt00000tfのindex.htmlというファイルを示している.なお,CNSでは,情報をWWW上で公開する場合,`public_html'という専用のディレクトリの下に保存する必要がある.