Muleの画面は大きく分けてウィンドウ,モードライン,エコーエリア,メニューバーの4つとこれらを囲むフレームから構成されている.
キーボードからの入力と同様の作業をマウスを使って行える.メニューバーの内容はそのとき利用しているモードによって変化し,モード特有の機能やその他の便利な機能を利用できる.
ファイルを編集するときに編集内容が画面に表示される部分をウィンドウと呼ぶ.ここでのウィンドウは,X Window Systemにおけるウィンドウとは異なる.
マウスカーソルとは別にMule内に存在するカーソルで,ウィンドウ内のどの部分が編集対象になっているかを表す.通常,反転表示される.
ウィンドウの下の反転表示されている部分を``モードライン''といい,ウィンドウに表示されている内容に関する情報を表示する.
常にMuleの画面の最も下に位置している部分が``エコーエリア''である.Muleからのメッセージや問い合わせを表示する.また,エコーエリアは``ミニバッファ''とも呼ばれ,コマンドやコマンド引数などのユーザからの入力を受けつける.