WindowsやMacintoshで編集したものをCNSに転送した際,日本語文字コードが正しくないため,`Text line contains an invalid character'と表示されてLATEX処理が行われない場合がある.その場合にはnkfコマンドを利用して日本語文字コードをISO-2022-JPに変換してからやり直すこと.また,Muleでも文字コードを変換できる.
Photoshopなどで作成したバイナリ形式のEPSファイルが含まれているとLATEX 処理が正常に終了しない.その際には,EPSファイルをテキスト形式で保存してからやり直すこと.
コントロールシーケンスと呼ばれる特殊記号が含まれているためにLATEXが通らない場合がある.いくつかの方法で,ファイル中に存在するコントロールシーケンスを取り除ける.
Muleでソースファイルを開き,コピー&ペーストして,新しいファイルとして保存したものをLATEX処理する.
WindowsやMacintoshで作成したファイルをUNIXで編集する場合には,次のようにして改行コードを変更する.
% tr -d '15' < [Windowsのファイル] > [UNIXのファイル]<RET> % tr -d '15' '12' < [Macintoshのファイル] > [UNIXのファイル]<RET>
1ページ目から2ページ目への改ページが正しくされない場合は,\maketitleが\begin{document}の前に書かれている場合が多いので,LATEXのソースファイルを確認する.