next up previous contents index
Next: 2.7 トラブルシューティング Up: 2. Macintoshの基本操作 Previous: 2.5 アプリケーションの基本操作 | SimpleTextを例として


      
2.6 Macintoshの日本語入力

Macintoshには,各言語に対応した多くの入力モードがある. 言語を切り替えるには,`入力メニュー'から言語を選択して行う. 通常利用するのは半角英数字入力用の`U.S.'と, 日本語入力用の`ことえり'である.それぞれ,星条旗のアイコンと 日の丸の上にりんごのアイコンで表される. 起動時には`U.S.'が選択されているため,日本語入力をする 際には`ことえり'を選択する必要がある.

2.6.1 日本語の入力

日本語を入力するためには, 入力メニューから選択するか,+<SPACE>を押して `ことえり'を選択する.

2.6.2 日本語変換の方法

例として,``君の名はドラちゃん''という文章を入力する. 次に変換の方法を示す. なお,詳しい操作方法は表を参照すること.

1.
変換する文章の読みを入力する. 入力を間違えた場合は,変換する前に ,でカーソルを移動し,<DEL>などを使って編集する. また,`ことえり'が選択されているのにカタカナや英字が入力される場合は, メニューバーから[えんぴつメニュー]→[ひらがなを入力] を選択する. 正しく読みが入力できたら,<SPACE>を押して変換する (図).


  
図: 読みの変換

2.
希望通りに変換されない場合は,,で 文節に移動し,<SPACE>を押して次候補を表示する. さらに<SPACE>を押すと変換候補が一覧表示される(図) ので,<SPACE>を押して次候補を選択する.希望の候補を選択し終えたら, <RET>を押して確定する.


  
図: `変換'ウインドウ

3.
文節の長さを変更する場合は,,で変更する 文節に移動し,<SHIFT>+,<SHIFT>+で長さを変更する. 文節の長さを変更すると変換候補も更新される(図).


  
図: 文節の長さの変更

4.
すべての文節が正しく変換されたら,<RET>を押して確定する.


 
表: ことえりの変換モードでの操作
 
機能 キー操作
  前の文節へ移動  
[0pt]文節の移動 次の文節へ移動  
  変換ウインドウの表示 <SPACE>を2回
変換候補の選択 次候補(上側) または <SPACE>
  前候補(下側) または <SHIFT>+<SPACE>
  文節を短くする <SHIFT>+
[0pt]文節の長さの変更 文節を長くする <SHIFT>+

   
2.6.3 えんぴつメニュー

`ことえり'を起動していると,メニューバーにえんぴつのアイコンが表 示される. `ことえり'の補助的な機能は,えんぴつメニューをドラッグ し項目を選択することで利用できる.