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2.6 Macintoshの日本語入力
Macintoshには,各言語に対応した多くの入力モードがある.
言語を切り替えるには,`入力メニュー'から言語を選択して行う.
通常利用するのは半角英数字入力用の`U.S.'と,
日本語入力用の`ことえり'である.それぞれ,星条旗のアイコンと
日の丸の上にりんごのアイコンで表される.
起動時には`U.S.'が選択されているため,日本語入力をする
際には`ことえり'を選択する必要がある.
日本語を入力するためには,
入力メニューから選択するか,+<SPACE>を押して
`ことえり'を選択する.
例として,``君の名はドラちゃん''という文章を入力する.
次に変換の方法を示す.
なお,詳しい操作方法は表→を参照すること.
-
- 1.
- 変換する文章の読みを入力する.
入力を間違えた場合は,変換する前に
,でカーソルを移動し,<DEL>などを使って編集する.
また,`ことえり'が選択されているのにカタカナや英字が入力される場合は,
メニューバーから[えんぴつメニュー]→[ひらがなを入力]
を選択する.
正しく読みが入力できたら,<SPACE>を押して変換する
(図→).
図:
読みの変換
|
- 2.
- 希望通りに変換されない場合は,,で
文節に移動し,<SPACE>を押して次候補を表示する.
さらに<SPACE>を押すと変換候補が一覧表示される(図→)
ので,<SPACE>を押して次候補を選択する.希望の候補を選択し終えたら,
<RET>を押して確定する.
図:
`変換'ウインドウ
|
- 3.
- 文節の長さを変更する場合は,,で変更する
文節に移動し,<SHIFT>+,<SHIFT>+で長さを変更する.
文節の長さを変更すると変換候補も更新される(図→).
図:
文節の長さの変更
|
- 4.
- すべての文節が正しく変換されたら,<RET>を押して確定する.
表:
ことえりの変換モードでの操作
機能 |
キー操作 |
|
前の文節へ移動 |
|
[0pt]文節の移動 |
次の文節へ移動 |
|
|
変換ウインドウの表示 |
<SPACE>を2回 |
変換候補の選択 |
次候補(上側) |
または <SPACE> |
|
前候補(下側) |
または <SHIFT>+<SPACE> |
|
文節を短くする |
<SHIFT>+ |
[0pt]文節の長さの変更 |
文節を長くする |
<SHIFT>+ |
|
2.6.3 えんぴつメニュー
`ことえり'を起動していると,メニューバーにえんぴつのアイコンが表
示される.
`ことえり'の補助的な機能は,えんぴつメニューをドラッグ
し項目を選択することで利用できる.