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Muleにおけるファイルの作成および編集作業は,ファイルからバッファへの読
み込み[tex2html_wrap_inline8193]バッファでの編集[tex2html_wrap_inline8195]バッファからファイルへの書き込みという
ようにすべて``バッファ''を中心に行う.
また,Muleのウィンドウを分割することで,バッファを効率よく操作できる.
2.1.1 バッファ
Muleではバッファと呼ばれる作業領域にファイルを読みこんで,バッファ上で
編集を行う.変更されたバッファの内容がファイルに保存されてはじめてファ
イルの内容も変更される.したがってバッファの内容を保存するまでファイル
の内容は変更されないので,バッファを保存せずにMuleを終了するとファイル
の内容は変更されない.図→にファイルとバッファの
関係を示す.
図:
ファイルとバッファの関係
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バッファ名
個々のバッファを識別するためにバッファには``バッファ名''と呼ばれる名前が
つけられる.バッファ名は,特に指定しない場合ファイル名と同じになるが,異
なるディレクトリにある同一名のファイルを同時に編集するときは,後に指定し
たファイル名の最後に<2>
がついたものになる.
2.1.2 ウィンドウ
Muleではウィンドウに表示されたバッファの内容をユーザが編集,操作する.
Muleでは1つのウィンドウを分割することによって複数のバッファも表示できる.
ウィンドウには,Muleがヘルプなどの情報を表示するときに作
るものもある.