Next: 1.4 Muleの基本的な操作
Up: 1. Mule入門
Previous: 1.2 Muleの起動と終了
1.3 Muleの画面
Muleの画面は大きく分けてウィンドウ,モードライン,エコーエリア,メニューバー
の4つとこれらを囲むフレームから構成されている.
図:
Muleの画面
|
メニューバー
キーボードからの入力と同様の作業をマウスを使って行える.メニュー
バーの内容はそのとき利用しているモードによって変化し,モード特有の機能
やその他の便利な機能を使える.
ウィンドウ
ファイルを編集するときに編集内容が画面に表示される部分を``ウィンドウ''
という.ここでのウィンドウは,X Window Systemにおけるウィンドウとは異
なる.
マウスカーソルとは別にMule内に存在するカーソルで,ウィンドウ内のどの部
分が編集対象になっているかを表す.通常,反転表示される.
モードライン
ウィンドウの下の反転表示されている部分を``モードライン''といい,ウィン
ドウに表示されている内容に関する情報を表示する.
エコーエリア
常にMuleの画面の最も下に位置している部分が``エコーエリア''である.Mule
からのメッセージや問い合わせを表示する.また,エコーエリアは``ミニバッ
ファ''とも呼ばれ,コマンドやコマンド引数などのユーザからの入力を受けつ
ける.
エコーエリアに表示されるMuleからの問い合わせには,メッセージを読んで適
切に答えること.(y or n)
のように尋ねてくる場合には,yかnを押すだけでよい.また,(yes or no)
のように尋ねてく
る場合には,yesかnoを入力した後,<RET> を押す.