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cpacer

2.4 メッセージの整理

不要なメッセージを残しておくことは ファイル空間の無駄([*])となるだけでなく, ユーザの利便性の観点からも望ましくありません. メッセージの削除や``リファイル'' (refile)による整理を行ってください.

リファイルとは, 関連のあるファイルをディレクトリごとに分けて整理することです. ユーザのホームディレクトリに,受信したメッセージが保存される `Mail'ディレクトリがあり, 電子メールのリファイルは,関連のあるメッセージを Mailの下にディレクトリを作成して行います. ユーザはMewを利用して簡単にリファイルを行えます.

2.4.1 フォルダとディレクトリ

新着メッセージが取り込まれる`inbox'フォルダも, 他のフォルダと同様に Mailディレクトリの中に ディレクトリという形で存在しています(図[*]). inboxフォルダは, ユーザが自分で作成しなくてもあらかじめ用意されており, 新着メッセージはinboxフォルダに読み込まれます.



図: フォルダとディレクトリ


新着メッセージが取り込まれる`inbox'フォルダと,自分が書いたメッセージを保存しておく`draft'というフォルダはユーザが作らなくても予め用意されます.この2つは特別なフォルダなので,消去しないよう注意してください.


2.4.2 マーキングによる整理

Mewでは,Summaryモードでメッセージの 消去やリファイルといった整理をするには, 一度その内容に応じてマークをつけます. これを``マーキング''といいます. メッセージを整理するにはマーキングを行い, 次に実行(eXecute)を意味するxを入力します.