wを押すと, 新規に作成するメッセージの本文を書くウィンドウ が表示されます.
From: Taro Fujisawa <t00000tf@sfc.keio.ac.jp> To: _ Subject: User-Agent: Wanderlust/2.8.1 (Something) Emacs/21.1 Mule/5.0 (SAKAKI) Organization: Keio University -text follows this line-
この状態を`Draftモード'といいます. このモードでは,Emacs ()での 一般的な編集操作によってメッセージを作成できます.
From: Taro Fujisawa <t00000tf@sfc.keio.ac.jp> To: <s00000hf@sfc.keio.ac.jp> Subject: group work report User-Agent: Wanderlust/2.8.1 (Something) Emacs/21.1 Mule/5.0 (SAKAKI) Organization: Keio University -text follows this line- 太郎です._
本文を作成した後C-c C-cを入力すると, エコーエリアに次のように表示されます.
yを押すと,`Sending...done' と表示されメッセージが送信されます.
ホームディレクトリの下に`.signature'という名前のファイルを作成し, その中に自分の署名を書いておくと,メッセージを送る前にC-c C-w を入力することで,その内容を本文に挿入できます.
次に`.signature'ファイルの例を示します.
Taro Fujisawa Faculty of Environmental Information URL http://web.sfc.keio.ac.jp/~t00000tf/
本文に署名を付加するには, 文の末尾にカーソルを合わせ,C-c C-wを入力します.
From: Taro Fujisawa <t00000tf@sfc.keio.ac.jp> To: s00000hf Subject: group work report User-Agent: Wanderlust/2.8.1 (Something) Emacs/21.1 Mule/5.0 (SAKAKI) Organization: Keio University -text follows this line- 太郎です. - Taro Fujisawa Faculty of Environmental Information URL http://web.sfc.keio.ac.jp/~t00000tf/
メッセージの作成を途中で中止するときは, C-c C-kを入力します. エコーエリアに次のように表示されます.
yを入力し<ENTER>を押すと, 作成中のメッセージが消え,Summaryモードに戻ります.
受信したメッセージに対して返事を書くには, Summaryモードで返信するメッセージ番号に カーソルを合わせ,aを押します. `To:'フィールドや`Cc:'フィールドなど のヘッダがWanderlustによって自動的に作成され, 返信用のDraftバッファが用意されます(図3.4). この時,Emacsの画面は3分割され, 1番上がSummaryモードのバッファ, 中央がメッセージの内容を表示するMessageモードのバッファ, 1番下が返事を書くためのDraftモードのバッファになります.
返信メッセージを作成する状態で, もとのメッセージを引用できます. DraftモードでC-c C-yを入力すると, もとのメッセージの本文の内容が, 各行の先頭に`>'が付加された形 で本文に挿入されます.
また,Summaryモードで返信コマンドであるaを押す代わりに大文字 のA (<SHIFT>を押しながら a)を押すと,あらか じめ本文をすべて引用した形で 返信メールが用意されます.
Summaryモードでfを押すことによって 自分が受信したメッセージを違う相手に 転送できます.