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2.2 Netscapeの基本操作

Netscapeを起動すると図[*]のような ウィンドウが表示されます.

図: Netscapeの基本画面

2.2.1 メニューバー

メニューバーの各項目をクリックすると,プルダウンメニューが表示され, さまざまな操作を行えます.次に各項目に含まれるおもな機能を説明します.

2.2.1.1 ファイル

任意のHTMLファイルを開いたり,表示しているファイルを印刷したりします. また,Webページを表示させるための``Navigatorウィンドウ'' を複数開く場合にも使います.

2.2.1.2 編集

表示しているファイルのテキストのコピーや, フォームへのコピー, また,Netscape全体の設定を変更する場合に使います. 例えばホームロケーションを変えたい場合は [編集]→[設定(E)]で開かれたウィンドウの[Navigator]をクリックし, 右側のウィンドウに表示されている`ホームページ'を変更します. フォントを変える場合は[表示]の[フォント]を, 色を変える場合は[表示]の[配色]を変更します. ただし,フォントや配色をあまり変更しすぎるとかえって読みにくくなったり, Webページの製作者の意図した通りに表示されなくなるので注意してください.

2.2.1.3 表示

Webページの表示される内容や,ツールバーの設定ができます.

Webページに関しては文字の大きさや文字コードの指定ができます. ページの内容が文字化けして見える場合, Webページにあった文字コードを選択することで, 正常に表示できます. また,Webページの構成情報やソースコードを表示できます. Netscapeのウィンドウの外見については, ツールバーの表示やロケーションフィールドの表示などを設定できます.

2.2.1.4 ジャンプ

Webページのハイパーリンクに関連した移動を行います. 具体的にはハイパーリンクを逆にたどる``戻る'', 戻ったあとに再びハイパーリンクの先を表示する``次へ'', ホームロケーションを再び表示する``ホーム''などがあります.

2.2.2 ロケーションフィールド

ロケーションフィールドには現在Webブラウザに表示されているWebページのURLが表示されます.

また,WebページのURLをロケーションフィールドに直接入力し, <RET>を押すと,Webページを表示できます.

2.2.3 ツールバー

 
戻る
過去に表示していたWebページに戻ります. ツールバーの[ジャンプ]→[戻る]と同じです. また,プレスすると過去に表示した Webページのタイトルがプルダウンメニューで表示されます.

``戻る''実行後に再びリンクを進むときに使います. ツールバーの[ジャンプ]→[次へ]と同じです. [戻る]と同様にプレスすると プルダウンメニューでタイトルが表示されます.

再読み込み
閲覧しているWebページの最新の情報を取得します. ツールバーの[表示]→[再読み込み]と同じです.

ホーム
ホームロケーションへ移動します. ツールバーの[ジャンプ]→[ホーム]と同じです. ホームロケーションは[編集]メニューから設定できます.

検索
Netscape社の提供するWebページ検索ページへ移動します. このページではキーワードを使ってWWWにある膨大な量の情報から 必要なものを探し出せます. なお,検索を行えるWebページは他にも Yahoo!,goo,Infoseek,Altavista,Googleなどがあります.

印刷
表示しているWebページを印刷([*])します. ツールバーの[ファイル]→[印刷]も同じです.

セキュリティ
表示しているWebページのセキュリティレベルを表示します.

停止
読み込み中のWebページの読み込みを中断します.

2.2.4 ブックマーク

``ブックマーク''に WebページのURLを記録しておけます. 詳細は[*]を参照してください.