新品のフロッピーディスクの場合には,DOSフォーマットされている場合が多いのでそのま ま利用できますが,それ以外の種類のフロッピーを使用するためには フォーマットを行う必要があります. ここではUNIX環境でのフォーマットについて説明します.
CNS のUINX環境でフロッピーディスクをフォーマットするにはz???のホスト を利用します. フロッピーの種類に合わせてオプションを指定します.フォーマットが終了したら, フロッピーディスクドライブのボタンを押してフロッピーディスクを取り出します.
-dH | 2HDディスクを1440KByteにフォーマットする |
-dl | 2DDディスクを720KByteにフォーマットする |
メディアセンターに設置されているSPARCStation (z???)では, \特別教室に設置されているUltra30(zz???)では, mtoolsコマンドを利用してフロッピーへのデータ 書き込み,読み込みができます.mtoolsコマンドの一覧を表5.9に示します.
コマンド | 機能 |
mcopy | フロッピーへのデータ書き込みと読み出し |
mdir | フロッピーのカレントディレクトリのファイルを表示 |
mcd | フロッピー側のカレントディレクトリを変更 |
mtype | フロッピー内のファイルの内容を見る |
eject | フロッピーの取り出しを行う(z???) |
mreadコマンドとmwriteコマンドの書式を次に示しま す.最初に指定するファイル名がコピーする元ファイル名であり,2番目に指定するファ イル名がコピー先のファイル名です.同じファイル名のままコピーする場 合にはドット(`.')を入力します.
次にmreadとmwriteコマンドの実行例を示します.
mtoolsコマンドを利用したファイル転送では,日本語文字コード を自動的に変換しないため,nkfコマンド()を利用して日本語文字コードを変換する必要があります.