logo
 
cpacer

3.4 ファイル・ディレクトリ操作

ファイル・ディレクトリ操作はOS によって 多少の違いがありますが, どのOS でもファイル・ディレクトリに対して, 次のような操作を行えます.

OS での操作法は,UNIX ([*]), Windows ([*]),Macintosh ([*]) を参照してください.

3.4.1 コピー・削除・移動

ファイルやディレクトリは複製を作成できます. 違う名前で同じ内容のファイルやディレクトリを作成したり, 違うディレクトリに同じ名前で同じ内容のファイルやディレクトリ を作成できます. 作成したり,複製したファイル・ディレクトリは 消去もできます. また,ファイル・ディレクトリを別の場所へ移動できます.

3.4.2 リンクの作成

ファイルが増えてディレクトリの構造が複雑になると, パスが長くなり作業効率が悪くなります. そのディレクトリから目的のファイルやディレクトリまで のパスを効率よく入力したいときは, パスをファイル名のように短く表す``リンク''を作成できます.

ディレクトリにリンクを作成すると, 実際はそのディレクトリにないファイルやディレクトリを,そこにあるものと同等に扱えます. また,複数のユーザで同じファイルを参照する場合, 同じファイルをそれぞれのユーザのディレクトリにコピーするのではなく, リンクを作成することで,効率よく,常に新しい情報を共有できます.

リンクは各OS で呼称が異なります. UNIX では, ``シンボリックリンク'' ([*])といい, Windows では,``ショートカット'' ([*])といい, Macintosh では,``エイリアス'' ([*])といいます.