PSファイルを生成するコマンドとlprコマンドを, パイプ()と組み合わせることで, PSファイルを作らずに印刷できます. またパイプ()や リダイレクション() を利用することによって, 拡大縮小後のPSファイルを作らずに, 直接必要なページだけを印刷できます.詳しくはPS ファイルの分割と縮小()を参照してください.
a2psコマンドによって作られたPSファイルを保存 せずにプリンタから印刷する書式を次に示します.
% a2ps -p [ファイル名] | lpr -P[プリンタ名] <RET>
次に file.txt をPSファイルを保存せずにnps12から 印刷する実行例を示します.
% a2ps -p file.txt | lpr -Pnps12 <RET>