Macintoshの操作/Macintoshへの招待/Macintoshのアプリケーション

ここではCNS のMacintoshで利用できるアプリケーションを紹介します.目的,用途に応じてこれらのアプリケーションを使いわけてください.

なお,各アプリケーションごとにアイコンと利用できる場所を図1.1のアイコンで示します.


図 1.1:利用できる場所のアイコン
図 1.1:利用できる場所のアイコン


1.4.1 文書入力,編集アプリケーション


SaLLY

レイアウト情報を含まないテキストを入力するためのテキストエディタです.操作方法は,UNIXの
Emacsとほぼ同じです.また,文字コードの変換を[Option]メニューから選択できるため,UNIXで作成した文章をMacintoshで表示するのに便利です.

Microsoft Word

Microsoft社のワープロソフトであり,ExcelPhotoshop など他のアプリケーションで作成した図表やグラフなどをレポートの中に取り込めます.

クラリスワークス

ワードプロセッサ,ペイント系グラフィックス,ドロー系グラフィックス,表計算,データベース,通信の機能を一括した統合アプリケーションです.

Adobe PageMaker

DTP (DeskTop Publishing)アプリケーションです.DTPアプリケーションとは,高品質な版組みをコンピュータ上で実現するソフトウェアのことです.多量のテキストやグラフィックスを扱うのに適し,レイアウトを自由自在に変えられます.

1.4.2 表計算

表計算ソフトを利用すれば,数値データからグラフを作成したりさまざまな分析を行えます.

Microsoft Excel

Microsoft社の表計算ソフトであり,グラフの作成や各種統計解析なども行えます.

1.4.3 プレゼンテーションソフト

プレゼンテーションソフトを利用すれば,プレゼンテーション資料(スライド)の作成や,プロジェクタを利用したスライド形式のプレゼンテーションを行えます.

Microsoft PowerPoint

Microsoft社のプレゼンテーションソフトであり,アニメーションや効果音などを付加したプレゼンテーション資料や配布資料を作成できます.

1.4.4 画像を扱うアプリケーション


Adobe Photoshop

さまざまな画像処理を行えるペイント系グラフィックスアプリケーションです.特に画像の補正などを得意とします.多くの画像ファイル形式に対応しているので,ファイル形式を変換する場合などにも使えます.スキャナの設置されているMacintoshでは,このアプリケーションを使って,イメージスキャナから印刷物や写真などを画像書類としてコンピュータに取り込めます.


Adobe Illustrator

文字や図形などの描画に適した,ドロー系グラフィックスアプリケーションです.文字主体のポスターを作成する場合などは,このアプリケーションを使うとよい でしょう.作成した書類はEPS形式で保存できるので,CNS のプリンタから印刷できます.

Strata 3D Strata Vision 3d

3次元画像を作成するためのアプリケーションです.また,アニメーションムービーを作成したり,インターネットで3次元画像を表示するための規格であるVRML形式(Virtual Reality Modeling Language)でも保存できます.

1.4.5 動画を扱うアプリケーション


Adobe Premiere

デジタルビデオ編集を行うためのアプリケーションです.多彩なエフェクトを利用して編集を行えます.ただし,メモリやハードディスクの都合上,扱える動画ファイルの大きさには制限があります.

1.4.6 音声を扱うアプリケーション


EZVision

シンセサイザを演奏させるための情報(MIDIデータ)を作成するアプリケーションです.MIDIデータを作成するためには,音程や音の強さなどの情報をアプリケーションに入力する以外にも,キーボードなどの電子楽器からも入力できます.

Max

プログラミングにより作曲を行うアプリケーションです.MIDIデータを出力できるので,シンセサイザを利用して演奏できます.

1.4.7 検索アプリケーション


Sherlock

ファイルやフォルダ,WWW上の情報検索を行うアプリケーションです.WWW上の複数のサーチエンジンを利用し,WWWページの検索を行えます.