LaTeX/LaTeXによる文書の構成/複雑なレイアウトの実現
図表に対する文書の回り込みや,一時的な2段組などといった 複雑なレイアウトの文書の作成に有効なのが, minipage環境です.
\begin{minipage}[位置]{横幅} ・ ・ \end{minipage}
minipage環境を用いるには,必ず横幅を指定する必要があります.指定するには,具体的な長さを単位とともに記述する方法と,本文領域の横幅( また,位置にはtあるいはbが指定できます. tはminipage環境内の第1行めを minipage環境前後の行と高さを合わせ, bは同様に最終行と高さを合わせます.位置は指定しなくてもかまいませんが,その場合には大括弧`[]'も必要ありません.
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\begin{minipge}[b]{210pt}
このように minipage 環境を用いることによって,図に対する文書の回り込みや,疑似的な2段組などの複雑なレイアウトを実現できます.\\
この方法の欠点は minipage 環境同士の行数を文書イメージで確認しながら手動で合わせなければならない点です.この苦労を惜しまなければ,比較的自由なレイアウトの文書を作成できます.
\end{minipage}
\begin{minipage}[t]{150pt}
\epsfile{file=input.eps}
\end{minipage}
↓
このようにminipage環境を用いることによって,図に対する文書の回り込みや,疑似的な2段組などの複雑なレイアウトを実現できます. この方法の欠点はminipage環境同士の行数を文書イメージで確認しながら手動で合わせなければならない点です.この苦労を惜しまなければ,比較的自由なレイアウトの文書を作成できます. minipage環境は応用性の高い環境なので,さまざまな目的に使用できます.詳しくは市販のマニュアルなどを参照してください.
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