WindowsNTではZドライブとしてCNSのホームディレクトリにあるファイルを直接扱える.Zドライブを利用することで,FTPやフロッピーディスクでWindowsNTとCNSのホームディレクトリ間のファイル転送を行うよりも容易にファイルのやり取りを行える.
デスクトップ上にあるZドライブのアイコンをダブルクリックして表示されるウィンドウの中に,CNSのホームディレクトリにあるファイルやフォルダ(ディレクトリ)の一覧が表示される.このウィンドウの中にWindowsNTのファイルやフォルダをドラッグ&ドロップすると,CNSのホームディレクトリにコピーできる.同様に,Zドライブウィンドウ内のファイルやフォルダ(ディレクトリ)をWindowsNT側のドライブにドラッグ&ドロップすることで,ホームディレクトリのファイルやディレクトリをコピーできる.また,ファイルを保存する際に保存先をZドライブに指定すると,CNSのホームディレクトリに直接保存できる.
~/.winntenv
というディレクトリに保存され,次にログオンするときも前回と同様の環境が利用できるようになる.