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5.3 Java

Javaは,Sun Microsystems社によって1995年に発表された新しい言語である.コンパイラとインタプリタを併用し,両者の利点を活かすように設計されている.オブジェクト指向を導入し,次のような特徴を持つ.

また,WWWのページに組み込んでブラウザ上で実行できる,アプレットと呼ばれる特殊なアプリケーションも作成できる.


Javaによるプログラミング

コンパイラなどのJavaを用いたプログラミングのための環境は,zz???,u???,z???,ccz??,およびcca00で利用できる.

1.
ソースコードの作成
ここでは``Hello World.''という文字を出力するプログラムを例として示す.Muleなどのエディタを利用して,HelloWorld.javaという名前の次のようなファイルを作成する.Javaのソースファイルは,拡張子を .javaにする.

public class HelloWorld    public static void main(String[] args) {
     System.out.println("Hello World.");
  }
}

2.
コンパイル
Javaのプログラムをコンパイルする場合には,javacコマンドを用いる.

コンパイルが正常に終了すれば,HelloWorld.classが作られる.このようにJavaコンパイラで作成され,.classでファイル名の終わるファイルをクラスファイルと呼ぶ.

% ls<RET>
HelloWorld.java
% javac HelloWorld.java<RET>
% ls 
HelloWorld.class     HelloWorld.java
% _

3.
実行
作成したプログラムを実行するには,javaコマンドを用いる.

javaコマンドには,引数としてjavacコマンドによって作ったクラスファイル名を指定する.ただし.classの拡張子部分は入力しない.この例であれば,`HelloWorld.class'ではなく,`HelloWorld'となる.

% java HelloWorld<RET>
Hello World.
% _



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