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2.4 他のユーザとの会話(1) -- talk

talkコマンドは他のユーザとリアルタイムで会話をするためのツールであり,CNSのすべてのホストで利用できる.ターミナルウィンドウを上下2つに分割して,2人が書いた文字を同時に表示する機能を持っている.入力した文字は1文字ずつ両者のターミナルウィンドウに表示される.talkコマンドでは日本語が使用できないので,ひらがなによる表示を望む場合には後述するphoneコマンドを利用する.相手のホストにtalkを受ける機能があれば,インターネット上のどこのホストであってもリアルタイムで会話できる.

talkコマンドを実行するには,コマンド名の後に`ログイン名@ホスト名 端末名'という形で会話をする相手のログイン名と同時にホスト名および端末名を指定する.

% talk [ログイン名]@[ホスト名] [端末名]<RET>
% talk s99000hf@ccz00 pts/2<RET>
talkコマンドを実行すると,ターミナルウィンドウが上下に分割された状態になり,相手が呼び出しに応えるまでは待機状態になる.相手のターミナルウィンドウにはtalkを受けたというメッセージが表示される.ここで会話を始めるには,メッセージが表示されたターミナルウィンドウで`talk 相手のログイン名@ホスト名'と入力する.次の例は,ccz01にログインしているユーザ(t99000tf)からかかってきたtalkに応えて会話を始めようとしているところである.
Message from Talk_Daemon@ccz00 at 6:02 ...  
talk: connection requested by t99000tf@ccz01 
talk: respond with: talk t99000tf@ccz01

% talk t99000tf@ccz01<RET>
自分が入力した文字はターミナルウィンドウの上側に,相手が入力した文字はターミナルウィンドウの下側に表示される(図2.1).


図 2.1:talkの実行例
図 2.1:talkの実行例

talkを終了するにはC-cを押す.

シェルからmule -nwでMuleを起動している状態のときにtalkがかかってきても,そのままの状態ではすぐに応えられない.このような場合には1度C-zを押して,現在のコマンド(ここでは mule -nw)をサスペンドしてからtalkコマンドを実行する.talkを終了させてからfgコマンドを入力すると,サスペンド状態のコマンド(ここではmule -nw)を復帰できる.サスペンドについては,第II部 2.5.8を参照すること.



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