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6.5 Macintoshの日本語入力

Macintoshには,各言語に対応した多くの入力モードがある.言語を切り替えるには,入力メニューから言語を選択して行う.通常利用するのは半角英数字入力用の`U.S.'と,日本語入力用の`ことえり',朝鮮語入力用の`'である.それぞれ,星条旗のアイコンと日の丸の上にりんごのアイコン,太極旗のアイコンで表される.起動時にはU.S.が選択されているため,日本語入力をする際にはことえりを選択する必要がある.

6.5.1 日本語の入力

日本語を入力するためには,入力メニューから選択するか,+<SPACE>を押してことえりを選択する.

6.5.2 日本語変換の方法

例として,``君の名はドラちゃん''という文章を入力する.次に変換の方法を示す.なお,詳しい操作方法は表6.1を参照すること.

1.
変換する文章の読みを入力する.入力を間違えた場合は,変換する前に ,でカーソルを移動し,<DEL>などを使って編集する.また,ことえりが選択されているのにカタカナや英字が入力される場合は,メニューバーから[えんぴつメニュー]→[ひらがなを入力]を選択する.正しく読みが入力できたら,<SPACE>を押して変換する(図6.16).


図 6.16:読みの変換
図 6.16:読みの変換

2.
希望通りに変換されない場合は,,で文節に移動し,<SPACE>を押して次候補を表示する.さらに<SPACE>を押すと変換候補が一覧表示される(図6.17)ので,<SPACE>を押して次候補を選択する.希望の候補を選択し終えたら, <RET>を押して確定する.


図 6.17:`変換'ウインドウ
図 6.17:`変換'ウインドウ

3.
文節の長さを変更する場合は,,で変更する文節に移動し,<SHIFT>+,<SHIFT>+で長さを変更する.文節の長さを変更すると変換候補も更新される(図6.18).


図 6.18:文節の長さの変更
図 6.18:文節の長さの変更

4.
すべての文節が正しく変換されたら,<RET>を押して確定する.


表 6.1: ことえりの変換モードでの操作
機能 キー操作
  前の文節へ移動  
[0pt]文節の移動 次の文節へ移動  
  変換ウインドウの表示 <SPACE>を2回
変換候補の選択 次候補(上側) または <SPACE>
  前候補(下側) または <SHIFT>+<SPACE>
  文節を短くする <SHIFT>+
[0pt]文節の長さの変更 文節を長くする <SHIFT>+

6.5.3 えんぴつメニュー

ことえりを起動していると,メニューバーにえんぴつのアイコンが表示される.ことえりの補助的な機能は,えんぴつメニューをドラッグし,項目を選択することで利用できる.

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