next up previous contents
Next: 1.7 ファイルの内容の表示 Up: 1. ファイルとディレクトリ Previous: 1.5 ファイルの表示


1.6 カレントディレクトリの表示,ディレクトリ間の移動 -- pwdcd

ユーザは常にツリー構造のどこかに位置する.そのため,自分が今どこのディレクトリにいるかを把握することや,作業のためにディレクトリを移動する必要がある.


1.6.1 カレントディレクトリの表示 -- pwd

カレントディレクトリを表示するには, pwdコマンドを実行する.

% pwd<RET>
/a/fs0601a/s99000hf/
% _


1.6.2 ディレクトリ間の移動 -- cd

ツリー構造の中でディレクトリを移動するには,cdコマンドを実行する.cdコマンドの後に,移動先のディレクトリ名を指定する.移動先のディレクトリ名を省略した場合はそのユーザのホームディレクトリに移動する.ここで指定するディレクトリ名は絶対パス,相対パスのどちらで指定してもよい.

% cd [移動先のディレクトリ名]<RET>




% pwd<RET>
/a/fs0601a/t99000tf/
% ls<RET>
lecture         report3  
% cd lecture<RET>
% pwd<RET>
/a/fs0601a/t99000tf/lecture
% ls<RET>
report1         report2
% cd ..<RET>
% pwd<RET>
/a/fs0601a/t99000tf/
% ls<RET>
lecture         report3  
% _








next up previous contents
Next: 1.7 ファイルの内容の表示 Up: 1. ファイルとディレクトリ Previous: 1.5 ファイルの表示