ネットワークを利用すると, ネットワークに接続された他のコンピュータを利用できます. このとき自分が実際に利用しているコンピュータのことを ``ローカルホスト'' といい, 遠隔利用しているコンピュータのことを ``リモートホスト'' といいます.
また, リモートホストにログインすることを ``リモートログイン'' といいます. CNS にはリモートログインをして利用するための専用サーバがあります. CNS で利用できるサーバについては 表6.1 を参照してください.
なお, 設備の更新などによりサーバの構成が変更される場合があります. サーバの最新情報はITCのWebページ (`http://itc.sfc.keio.ac.jp/') を参照してください.
サーバ名 | 用途 |
ccz00 | コミュニケーションサーバ |
ccz01 | |
ccz02 | |
ccz03 | コミュニケーションサーバ・データベースサーバ |
webedit | CGIなどの設定・動作確認用サーバ |
メールサーバ |
sshコマンドを用いた通信の内容はすべて暗号化されます. `SSH' はSecure SHellの略で, パスワードだけでなく ログイン後も暗号化されて通信するので, 安全にリモートホストと通信できます.
次にsshコマンドを利用して ccz01サーバにリモートログインする例を示します.
% hostname <ENTER> ccz00 % ssh ccz01 <ENTER> t00000tf's password: <ENTER> Last login: Mon Feb 23 11:49:47 2004 from zux000.sfc.keio Sun Microsystems Inc. SunOS 5.6 Generic August 1997 % hostname <ENTER> ccz01 % _
sshコマンドは次のように利用します.
ssh [オプション] [ホスト名]
sshコマンドは ホスト名の前に `ログイン名@' を記述することで リモートログインするアカウントを指定できます.
ssh [ログイン名]@[ホスト名]
% whoami <ENTER> t00000tf % ssh s00000hf@ccz00 <ENTER> Password: <ENTER> Last login: Fri Apr 16 11:42:13 2004 from ispc082 % whoami <ENTER> s00000hf % _