ログイン後の画面には左上のコンソールウィンドウと
右下のターミナルウィンドウに`%
'が表示され,
その後に白抜きの四角が表示されます.
ターミナルウィンドウにコマンドを入力できる状態にさせるためには,
ターミナルウィンドウをアクティブな状態にしなければなりません.
アクティブな状態のウィンドウは他のウィンドウと異なり,
たいていウィンドウのタイトルバーの色が濃くなっています.
ターミナルウィンドウがアクティブになっていなければ,
ウィンドウをクリックするとアクティブになります.
ここでは`%
'を``プロンプト''といい,
`_'を``カーソル''といいます.
プロンプトは次の入力を促す記号であり,
そのウィンドウがコマンド入力を受け付けていることを表します.
カーソルは次の文字の入力位置を表します.
キーボードから1文字入力すると, その文字が表示されてカーソルは1つ右に移動します. コマンドを入力し終えた後<ENTER>を押すと, そのコマンドが実行されます. 図3.1にコマンド処理の流れを示します.