SFC CNS GUIDE 2004

2.2 ログイン後の画面構成

CNS で直接利用できるUNIXでは, `X Window System'を利用して作業を行います. X Window Systemは, Massachusetts Institute of Technology で開発されたウィンドウシステムで, 現在のUNIXでは標準的に採用されています.

ログインすると図2.3のような画面が表示されます. 画面は,上下のGNOMEパネルとウィンドウによって構成されています. `GNOME'とはGNU Network Object Model Environmentの略で, GNUプロジェクトの一部としてメキシコのユーザグループによって作られた フリーソフトウェアのデスクトップ環境です.

図 2.3: ログイン後の画面
02_Gnome_Window

2.2.1 ウィンドウ

``ウィンドウ''は,作業をするための文字や画像を表示する領域のことです. 文書作成など,あらゆる作業はウィンドウを使って行います. 次にウィンドウの種類について説明します.

図 2.4: ダイアログウィンドウ
02_DialogWindow

2.2.2 デスクトップ

ルートウィンドウに表示されている画面全体を ``デスクトップ'' といいます. ルートウィンドウ以外のウィンドウや, GNOMEパネルなどはすべてデスクトップの中に存在します.

また, デスクトップには ファイルやアプリケーションの アイコン ([*]) を置けます.

2.2.3 GNOMEパネル

GNOMEパネルを利用することで, アプリケーションの起動や ウィンドウの操作がWindows やMac OS のように 容易にできます. おもな GNOMEパネルの機能を紹介します.

2.2.3.1 GNOMEパネル(上)

2.2.3.2 GNOMEパネル(下)

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