CNS のWindows で日本語入力を行う には`MS-IME' (MicroSoft-Input Method Editor) を利用します.次にその利用方法と,ひらがなを漢字に変換する方法を説明します.
Windows NTでは<ALT>+<半角/全角>を入力すると,その他のWindows では<半角/全角>を入力すると MS-IMEツールバーの左端が図2.10のように表示されて 日本語が入力できる状態になります.
MS-IMEツールバーの一番左側のボタンには現在の入力モードが表示されます. このボタンをクリックするとメニューが表示され,入力モードを選択できます.
日本語入力を終了したいときは,開始と同様に <ALT>+<半角/全角>または <半角/全角>を入力します.
日本語入力時のかな漢字変換方法を表2.1に示します. MS-IMEパットの左側のボタンに`A'が表示されているとき(図2.9)は 直接入力モードに,`あ'が表示されているとき(図2.10)は 日本語入力モードになっています. 日本語入力で適切な変換が行われたら,変換を確定するために<ENTER>を押します. 変換の際,Windows NTとその他の Windows では キー操作が異なるので注意してください.
| キー操作 | Windows XP・Windows 2000 | Windows NT |
| ←,→ | 文節の移動 | 文節の長さの変更 |
| <SHIFT>+←,→ | 文節の長さの変更 | 文節の移動 |
| ↑ | 逆方向変換 | 順方向変換 |
| ↓ | 順方向変換 | 逆方向変換 |
| <SPACE> | 順方向変換 | |
| [F6] | 全角ひらがな変換 | |
| [F7] | 全角カタカナ変換 | |
| [F8] | 半角カタカナ変換 | |
| [F9] | 全角英数変換 | |
| [F10] | 半角英数変換 | |