2003 CNS GUIDE
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7.5 印刷の取消し -- (lprm)

印刷命令のコマンドを取り消すには,ユーザが lprコマンドを実行したホストから lprmコマンド(Line Printer ReMove)を利用します. lprmコマンドのオプションに -P[プリンタ名]を指定して,引数には自分のログイン名か,lpqコマンドで 調べたジョブ番号のいずれかを入力します. プリンタに複数の印刷命令を出していた場合,引数にログイン名を指定するとすべての命令を取り消せます.

lprm -P[プリンタ名] [自分のログイン名] lprm -P[プリンタ名] [ジョブ番号]

% lpq -Pnps1 <ENTER>
nps1 is ready and printing
Rank    Owner      Job  Files                    Total Size
active t03000tf    22   (standard input)         1332 bytes
1st    s03000hf    23  hanako.ps                22342 bytes
% lprm -Pnps1 s03000hf <ENTER>
prn1: cfA763zz093 dequeued
prn1: cfA763zz093 dequeued
% _

lpqコマンドの結果の処理状態がactiveになっていると,lprmコマンドでは取り消せません. コマンドミスによって大量のミスプリントが予想される場合は プリンタで直接,印刷の取り消しを行ってください.

プリンタで印刷命令を直接取り消す場合の手順を次に示します.

  1. プリンタ前面の[online/offline]ボタンを押す.
  2. プリンタ前面の[cancel]ボタンを押す.
  3. `cancel job?'と聞かれるので[select]ボタンを押す.
  4. プリンタ前面の[online/offline]ボタンを押す.