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4.3 DVD-RAMの利用

`DVD-RAM'は書き替え可能な大容量メディアです. IBM IntelliStationに接続されているDVD-RAMドライブを利用することにより, DVD-RAMにファイルを保存できます.デスク トップ上のマイコンピュータのアイコンをダブルクリックして表示されるウィン ドウの中の`T'ドライブが,DVD-RAMドライブです.DVD-RAMドライブにDVD-RAMを 挿入し,`T'ドライブのアイコンをダブルクリックして表示されるウィンドウの中 に,DVD-RAMに保存されているファイルやフォルダの一覧が表示されます.

4.3.1 DVD-RAMのフォーマット

はじめてDVD-RAMを利用したり,内容を完全に削除する際にはDVD-RAMを 初期化(フォーマット)する必要があります. フォーマットをする場合,メディアセンターワークステーションルームAの DVD-RAMフォーマット専用コンピュータ (IBM Personal Computer 350) を利用してください. 次にフォーマットの方法を説明します. また,選択できるフォーマットの種類と特徴を表4.1に示 します.

  1. デスクトップ上にある`DVDform'アイコンをダブルクリッ クする.
  2. 4.2のウィンドウが表示されるので,`ドライブ 指定'に`<D:>DVD-RAMディスク(UDF)'が選択 されていることを確認する.
  3. `フォーマット種別'でフォーマットの種別を選択する.
  4. [スタート]をクリックするとフォーマットが開始される.
  5. `フォーマットが終了しました'というダイアログボックスが表示されフォー マットが完了する.




表 4.1: フォーマットの種類
フォーマットの種類 フォーマットの特徴
ユニバーサルディスクフォーマット(UDF) Windows ,Macintosh で読み書き可能.ファイル数が
  多い場合,コピーなどが遅くなる場合がある.
FDISK FAT-16 2.0GB Windows で読み書き可能.
FDISK FAT-16 2.32GB(Windows NT専用) Windows NTで読み書き可能.

フォーマット時間が長くなるため,フォーマットの種別を選択する際に`物理フォーマットを実行する'にはチェックをしないでください.

図 4.2: DVD-RAMのフォーマット

4.3.2 DVD-RAMでのファイル操作

DVD-RAMでのファイル操作はフロッピーディスクやエクスプローラでのファイル 操作([*])と同じです.フロッピーディスクと同様に,DVD-RAM内にあるファイルや フォルダを削除すると,ゴミ箱フォルダには移動されず完全に削除されるので注 意してください.

4.3.3 DVD-RAMによるホームディレクトリのバックアップ

`Z'ドライブをダブルクリックしてホームディレクトリの バックアップ([*])したいファイルを確認し, バックアップファイルをDVD-RAMドライブのアイコ ンまでドラッグ・アンド・ドロップ してください.