WWW/WWWの基本概念/Proxyサーバ

現在のようにWWWが著しく発展すると,多くのユーザが音声や画像のやりとりをするため,ネットワークに非常に大きな負荷がかかることがあります.Proxyサーバとは,このような負荷を軽減するための方法です.

``Proxyサーバ''は,WWWサーバとWWWクライアントの間を中継し,WWWサーバ側の負担を軽減するように機能します.Proxyサーバは,WWWサーバから送られた情報を蓄積しておき,クライアント側から再び同じ情報に要求があった場合,WWWサーバに問い合わせるかわりに蓄積された情報のなかからそれを取り出します.Proxyサーバを利用することで,ネットワークの負担を軽減し,クライアントの要求にも素早く対応できるようになります.

これらの機能は,ユーザ側からはほとんど意識されることはありませんが,WWWシステムの1つの重要な役割を担っています.CNS ではProxyサーバの利用を推奨しています.Proxyサーバを利用する方法については2.2.6を参照してください.



Proxy機能