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3.5 知的所有権,著作権
新聞などでも知的所有権についての話題は頻繁にとりあげられているが,これ
はコンピュータを利用する上でも重要なことである.コンピュータ上で利用さ
れているプログラムやデータも著作権法で保護されているので,その扱いには
十分注意すること.CNSではさまざまなソフトウェアが使われている.それら
の知的所有権,著作権は,次のように多岐にわたる.
- 著作権者と契約し有料で使用を認められているもの
- 著作権者と契約し無償で使用を認められているもの
- 著作権者が一般に公開し,特に契約をしなくても教育,研究に利用できるもの
- 著作権者が一般に公開し,まったく自由に利用できるもの
- もとの著作権者が著作権を放棄し,自由に利用できるもの
- CNSで独自に開発したもの
これらの点に十分注意し,自分が著作物などを利用しているという自覚を持つ
こと.また,プログラムやデータなどを著作者の意図に反してコピーすると法
律によって罰せられるので,このような違法コピーは絶対にしないこと.