SFC CNS GUIDE 2004

2.5 日本語入力

Mac OS には,各言語に対応した多くの入力モードがあります. 入力モードを切り替えるには,入力メニュー(図2.6)から言語を選択します. よく利用されるのは半角英数字入力用の`U.S.'と, 日本語入力用の``ことえり'' です. それぞれ,星条旗のアイコンと,日の丸の上にりんごのアイコン で表されます.

図 2.6: 入力メニュー
02_ImeSelect

2.5.1 日本語の入力

日本語を入力するには,キーボード上の<かな>キーを押します. もしくはmac command key+<SPACE>を押すか,マウスで入力モードを ことえり 02_NihonRingo へ切り替えます.

2.5.2 日本語変換の方法

次に,日本語変換の例として,``阪急電鉄梅田駅''という文章を入力します. 次に変換の方法を示します. なお,キーボードショートカット一覧は表2.1を参照してください.

  1. 変換する文章の読みの入力
    キーボードから入力する. 入力を間違えた場合は, 変換する前に でカーソルを移動し, <DEL>などを使って編集する. また, ことえりが選択されていてもカタカナや英字が入力される場合は,
    メニューバーの 02_OnMenuBar をクリックし,[ひらがなを入力]を選択する. 正しく読みが入力できたら,<SPACE>を押して変換する (図1).

    図 2.7: 読みの変換
    02_Henkan1
  2. 文節の移動
    希望通りに変換されない場合は,を用いて変換したい 文節の移動し,<SPACE>を押して次候補を表示する. さらに<SPACE>を押すと変換候補が一覧表示(図2.8)される ので,<SPACE>を押して次候補を選択する.希望の候補を選択し終えたら, <ENTER>を押して確定する.
    図 2.8: `変換'ウィンドウ
    02_Henkan2
  3. 文節の長さの変更
    長さを変更したい文節に移動し,<SHIFT>+<SHIFT>+で長さを変更する. 文節の長さを変更すると変換候補も更新される(図2.9).
    図 2.9: 文節の長さの変更
    02_Henkan3

    すべての文節が正しく変換されたら,<ENTER>を押して確定する.


表 2.1: ことえりの変換モードでの操作
機能 キー操作
前の文節へ移動
文節の移動 次の文節へ移動
変換ウィンドウの表示 <SPACE>を2回
変換候補の選択 次候補(下側) または <SPACE>
前候補(上側) または <SHIFT>+<SPACE>
文節を短くする <SHIFT>+
文節の長さの変更 文節を長くする <SHIFT>+

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